初めまして!現在はフルマラソンPB3時間7分で、サブスリーに挑戦しているしゅんたです。
2024年には念願の東京マラソンを完走し、今でこそ長距離を走る楽しさにどっぷりハマっていますが……実は、走り始めた2018年当初は「たった5km」で限界を迎えるポンコツランナーでした。
学生時代にサッカーなどの運動部経験がある皆さん。 「体力にはそこそこ自信があるし、走ろうと思えばいつでも走れるっしょ!」と思っていませんか?
当時の私も完全にそう思っていました。しかし、そこに大きな罠があったんです。
今回は、現在の練習メニューの基盤となる「エピソード・ゼロ」として、私が走り始めた1年目にぶつかった壁と、それをどう乗り越えたのかを赤裸々に公開します!
スピードはあるのに距離が踏めない!2018年のリアルな記録
私がランニングを始めたのは2018年。大好きなUVERworldのTAKUYA∞さんが毎日走っている姿に背中を押され、自分もやりたい!と思ったのがきっかけでした。
「サッカーもやってたし、いけるだろ!」と意気揚々と走り始めたものの……当時の私の練習ログがこちらです。

ペース速すぎだろ!高校卒業後数ヶ月ということもあり、元気だったんだと思います。この記録では、5kmの短い距離しか走っていないのに、ペースはキロ3分45秒〜50秒。1kmを3分半切りで突っ込んでいて、今自分で見てもめっちゃスピード出てるな笑って思います。
「サブスリー向けのインターバル走かよ!」とツッコミたくなるペース設定ですが、当時はとにかく走ることを意識していた為か、多少無理をしても速く走ってしまっていました。

こちらは2018年5月にランニングをスタートし、まさに走り出した時の記録です。
元・運動部特有の「体力の前借り」
結果どうなったかというと、距離に対する余裕が全くありませんでした。
サッカー経験による「ダッシュの貯金(スピードと心肺機能)」があったため、無理やりハイペースで突っ込めてしまったんです。しかし、3kmを過ぎたあたりから急激に息が上がり、脚は鉛のように重くなる。毎回が全力疾走の限界突破状態です。
「マラソンってこんなに苦しいの?」「毎日走ってる人たち、バケモノすぎる……」と、完全に距離の壁に絶望していました。
「遅く走る勇気」が10kmの壁を壊した
そんな試行錯誤と停滞期を経て、迎えた2018年の秋から冬。 ここで私のランニングデータに劇的な変化が起こります。

11月から12月にかけて、コンスタントに10kmを走れるようになったのです。 一体何を変えたのか?
答えはシンプルで、「プライドを捨てて、ペースを落とす勇気を持ったこと」です。(今見ると結構なハイペースではありますが)
キロ3分台で走れるスピード能力をあえて封印し、キロ4分15秒〜20秒台に落としてみました。するとどうでしょう。あんなにゼーハーして5kmで止まっていた脚が、魔法のようにスッと10kmまで持ちこたえたんです。
ただやはりそれなりに速いペースであることは変わりないので、10kmが限界ではありました。当時は、憧れのTAKUYA∞さんに負けたくないって気持ちから、とにかくスピードを!と思っていました。
マラソンのスタミナは別物
ここで初めて、「球技のインターバル的な体力」と「マラソンの一定ペースで押し切るスタミナ」は全く別物だということに気がつきました。
元運動部の人が最初につまずくのは、「心肺機能の限界」ではなく「ペース配分の罠」です。自分が出せるマックスのスピードから数段ギアを落とし、「このペースならどこまでも走れそう」という感覚を掴むこと。これが、長距離を走るための最大のコツでした。
まとめ:ここから初フルマラソンへの道が始まった
- 昔スポーツをやっていたからと、ハイペースで突っ込まない
- 息が上がらない「余裕のあるペース」を知る
- 距離を踏む楽しさを覚える
このマインドチェンジができた2018年末から、私の本当のランニング人生がスタートしました。そしてこの翌年、上京して社会人としての新生活が始まり、ランニングとの向き合い方はさらに本格化していきます。
【次回予告】青森から上京!夜勤と激務の中でどうやって走る時間を捻出したのか?
10kmの壁を越え、順調に走り出せるかと思いきや……翌年の2019年、私に「環境の激変」という最大の壁が立ちはだかります。
青森からの上京。そして、東京の駅係員としての新生活。 慣れない満員電車に、泊まり込みの夜勤もある不規則なシフト勤務。 「いや、これいつ走ればいいんだ……?」
時間も体力も奪われる激動の1年の中で、いかにしてランニングを習慣化し、さらなる距離へと挑戦していったのか?同じように夜勤等の不規則な勤務をしている社会人ランナー必見の「時間の作り方」をお届けします!お楽しみに!
初めは5kmでゼーハーしていた凡人ランナーが、いずれ6年の月日と試行錯誤を経て、あの「東京マラソン」の舞台に立つことになります。
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元運動部でランニングを始めようとしている方、ぜひ「遅く走る勇気」を持って、一緒にランニングライフを楽しみましょう!きっと、フルマラソンいけるんじゃね?って思う時が来るはずです!


